BRANU株式会社は、2019年8月18日に創業10周年を迎えることができました。
この節目を迎えることができましたのも、ひとえにお客様、創業時から関わっていただいた全ての関係者の皆さまからのご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。

10年前、BRANUは数名の仲間と共に、六本木の窓のないレンタルオフィスからスタートしました。それはベンチャーという言葉どおり、正に冒険の連続でした。
報いを得るためには、冒険するしか道はありません。数名ではじめた冒険も1名、また1名増え、たくさんの志を共にする仲間が集うチームへと、成長できたことを嬉しく思います。

今まで3,500社以上の建設中小企業に対して、デジタルソリューションを提供してきましたが、変化の激しいインターネットビジネスに合わせ、プラットフォームやSaaSの開発に取り組むなど事業内容も大きく変化させてきました。しかし、テクノロジーで「中小企業のバックヤードを担い」「産業構造の変革に貢献し」「個が強い世の中をつくる」という目的は変わっていません。

その世界の実現を加速させるために、この節目に、創業事業であるデジタルソリューション事業に加えて、建設業界のDXの加速を目指すデジタルトランスフォーメーション事業を担うチームを新設し、これまでの枠にとらわれないサービスの提供を進めていきます。業界全体の人手不足の解決を目指すマッチングプラットフォームや生産性向上を目指す業務改善SaaSなど、山積している建設業界の課題と向き合いながら、新たな事業を生み出していきます。
これは僕たちの「テクノロジーで建設業界をアップデートする。」というビジョンを実現できる組織を目指すための大きな決断です。
※DX：デジタルトランスフォーメーション

また、10年の節目に、コーポレートアイデンティティについても再考してみました。僕たちの哲学とは？創業からどんな価値観を大切にしてきたか、学んできたのか。
何者なのか、存在意義から深く考えることで霧が晴れるような感覚で、僕たちのビジョンがクリアになっていきました。
僕たちは常に何もないところから、仲間とともに走り、急速なスピードで変化を続けることで、新しい未来を切り拓いてきました。向かうべき目標や課題がクリアになり、確信をもって前進できるようになった今、僕たちは次の10年でビジョンの実現を目指します。

しかし、世界を変えるには道半ば、いや始まったばかりです。
次の世代に何を残せるか、それはこの時代を生きている僕たちの頑張り次第です。
ビジネスは本当に社会を変える、世界をより良く変えられるのはビジネスしかない。
だからこそ僕たちは、これからもビジネスにコミットし続けます。

最初から完璧でなくていい。僕たちらしく、楽しく失敗と試行錯誤を繰り返しながら、こんなサービスがあって良かったと感謝される素晴らしい会社を目指していきたいと思います。

BRANU株式会社 FOUNDER / CEO 名富 達哉